Webデザイナーのリアルな1日を紹介!【Web制作会社編】

これからWebデザイナーを目指そうと思ってる方に向けて、僕が経験したWeb制作会社での1日をリアルに紹介したいと思います。

僕自身、Webデザイナーになろうと決めたは良いものの「実際のWeb制作会社の現場はどういうものなんだろう?」という漠然とした不安がありました。

この記事でWeb制作会社で働くにあたっての不安を解消していただければと思います。

Webデザイナーのリアルな1日

9:00 始業前の勉強タイム

始業時間は制作会社によって様々ですが、フレックスタイム制を導入している企業も多く出勤時間の自由度は高いです。

僕が勤務していたWeb制作会社は10:00までに出社すればOKでこの時間に朝会が始まります。

しかし、僕は始業の1時間前に出社してあることをしていました。

それはWebデザインの研究です。

1時間早く出社してWebデザインのまとめサイトを見ながらデザインの良いところを研究してました。

10:00 始業

始業です。まずは社員全員で朝会を行います。

うちの会社では1日1人3分間スピーチを行ってました。

3分間スピーチの後は社長による一言と業務連絡があります。

10:15 チームMTG

各自、席に戻り今度はチーム毎にMTGを行います。

MTGでは本日、行う作業の認識合わせをチームリーダと行います。

ここで作業量が多くなってしまっている人の仕事を割り振るなど調整していきます。

10:30 メールチェック

メールチェック

さて、仕事を始めましょう。

まずはお客様から届いているメールのチェックを行い緊急性の高いものは返信しておきます。

僕の場合はディレクター業務もやっていたのでメールチェックは必須でした。

おっと、ここでお客様から不具合の連絡が来ていました。さてどうしましょう。

11:00 お客様に電話で不具合の状況確認

先程来ていた不具合の連絡については緊急度が高かったためすぐに電話をしました。

ここでは闇雲に謝らないのがポイントです。

なぜならその不具合が制作会社側に非があるのかお客様側にあるのかが分からないからです。

まずは落ち着いて状況を確認します。

電話で状況確認したのは認識の齟齬が無いように慎重に進めるためです。

11:30 修正作業開始!

電話で状況を確認したのち修正作業を行います。

今回は組み込んでいたWordPressに関する修正だったので修正作業をしていきます。

12:30 修正作業を報告

やっと修正作業が終わりました。

途中、分からない事がありましたが社内のエンジニアさんに質問して難なく解決。

修正作業が完了してテストも行ったので、お客様に電話とメールで作業完了の連絡をします。

先程、ご連絡頂いた不具合の対応が完了しましたのでご連絡させていただきました。

おぉ直ってます!ありがとうございます!

とまぁこんな具合に直接感謝の言葉をいただけるのが嬉しいですね。

分からない事はすぐに聞けるのが制作会社勤務のいいところ

制作会社ではエンジニアさんも近くにいるので分からない事はすぐに聞けます。

だからWordPressやPHPの習得スピードがめちゃくちゃ早いんですよね。

12:45 お昼休憩

ここで一旦お昼休憩に行くとしましょう。

お昼はお弁当持参で自分のデスクで頂きます。

勤務場所によってはおいしいごはん屋さんがあるところもあるので外食でもいいですね。

13:45 コンペ案件の要件を確認

さて、やっと今日やる予定だった作業を進めることができます。

今回は、有名大学のコンペ案件を担当することになったのでコンペに関する要件書をさらっと読んでいきます。

だいたい、自分が認識しておかなければいけないポイントをメモ書きして理解しておくようにします。

今回は別途ディレクターさんが入ることになったので、僕はデザインと大まかな仕様部分のみ確認していきます。

大きなコンペ案件はチーム体制で行う

大学のコンペ案件のような大きな案件はチームで動くようにします。

ディレクター、デザイナー、コーダー、CMSエンジニア、サーバーエンジニアの5人体制で進めていきます。

この中でもディレクターとデザイナーはWebサイトの軸にあたる重要な部分をしっかりと認識しておく必要があります。

Webサイトは作るだけが仕事ではなく、作った後どういった効果が得られるのかをイメージしながら進めていく必要があるのでそこの軸部分をしっかりと考えるようにしておきましょう!

デザイナーがWebサイト制作の目的を認識していないとディレクターにこっぴどく怒られるので注意してくださいね!

14:30 コンペ案件のチームMTG

コンペ案件のMTG

大学のコンペ案件の要件書を一通り確認したのでチームメンバーでMTGを行います。

大学はWebサイトをリニューアルすることで何をどうしたいのかという軸の所を共有します。

そして、各担当者に以下のように役割が割り振られます。

役割
ディレクター 提案書の作成、見積書の作成、スケジュール表の作成
デザイナー 提案デザインの作成、見積もり
コーダー コーディングの見積もり
CMSエンジニア CMSの要件書作成、見積もり
サーバーエンジニア サーバー費用の見積もり

15:30 競合サイトのベンチマーク

大学コンペ案件のMTGが終わったので早速、デザインの作業にとりかかります。

とはいっても、いきなりデザインはやりません。

まずは競合大学を最低5校は洗い出します。

その大学のWebデザインを見て良いと所、悪い所の洗い出しを行い一覧表にまとめておきます。

16:30 デザインコンセプトの策定

競合大学のベンチマークと要件書の確認が出来ているのでデザインコンセプトを決めていきます。

  • コンセプトは何にする?
  • ベースカラー、サブカラーは何色にする?
  • なぜその色を使うの?
  • レイアウトは2カラムにする?3カラムにする?
  • なぜそのレイアウトなの?
  • フォントカラーは何色にする?
  • マウスオーバーした時の色は?
  • このデザインにすることでユーザーの印象はどうなるの?

などなど、細かく書き出していきます。

17:30 ディレクターとMTG

デザインコンセプトができたらディレクターと認識合わせをします。

ここでディレクターからコンセプトに関する指摘が入りました。

このように自分はこれで良いと思っていても自分が認識出来ていなかった角度からの指摘を貰えることがあるので、こまめにディレクターとはコミュニケーションを取っていきます。

デザインコンセプトに関する指摘が入ったので一緒にブラッシュアップをしていきます。

これで方向性は決まりました!

18:30 他案件のコーディング作業に着手

コーディング作業

大学のコンペ案件の作業は今日はここまでにしておきます。

この時間でも作業が残ってることがあります。

特にコンペ案件など大きめの案件が入った時は大変です。

別のお客様の進行中案件でコーディングフェーズだったものを進めていきます。

20:00 コーディングチェック

やっと残作業を終わらすことができました。

コーディング作業ができたので各ブラウザでのテストを行い問題が無いかを確認していきます。

問題なかったのでこれにて本日の作業は終了です!

しかし、まだ業務は残ってます。。

20:30 明日やるタスク一覧表を作成

明日やるタスクを工数算出して一覧表にまとめておきます。

こうすることで出社してからスムーズに作業に着手することができます。

何しろ、うちの会社では朝のMTGでタスクと工数を報告する必要があったのでこの工程は必須事項でした。

おかげで時間を意識して作業ができるようになるので作業スピードはかなり上がりましたけどね。

Web制作会社に就職する時に面接で工数管理をどのようにしているか聞いてみましょう。
工数管理が出来てない制作会社に就職すると悪夢をみることになります。

退社時間はやっぱり遅めです

退社時間は遅い

やっぱり制作会社の退社時間は遅いことが多いです。

社員の人数が少なければ少ないほど1人が担当する業務量も必然的に多くなってきます。

しかし、毎日遅いというわけでもなく18:00に帰れることも、もちろんあります。

とくに閑散期は仕事が少ないので早く上がるように言われますね。

僕はフレックを利用して17:00に帰っていたこともありました。

要するに時期によって退社時間は変動するということです。

制作会社で働くメリット

制作会社で働いて良かったと思える事は、ものすごいスピードで技術が身につくということですね。

WebデザイナーといえどもHTMLやCSS、PHPを触ることになります。

HTMLやCSSはともかくPHPは独学でやっても初心者の方はつまずいてしまうと思います。

しかし、制作会社に勤務すれば分からないことはすぐにエンジニアに質問をすることができます。

今まで2社の制作会社の内情を見ることがありましたが2社ともエンジニアさんは優しかったですね。

そんなことも教えてくれるの?ってとこまで優しく教えてくれます。

もちろん、分からないことは自分でググってからどうしても分からないことを質問するようにしてました。
自分で調べないですぐに聞くとGGRKS(ググレカス)と言われてしまいますからね(笑)

このように分からないことがすぐ聞けて何でもやらせてもらえる環境に身をおくことになるので成長スピードはかなり早いです。

3年もやればフリーランスに余裕でなれると思いますよ。

制作会社で働くデメリット

1人が担当する案件、作業量がとてつもなく多い。

やはり少数精鋭でやってる制作会社は1人が担当する業務量が半端じゃなく多いです。

だから成長スピードが早いということもありますが心が折れることもあります。

こういった厳しい環境に身を置けてこそ人より1歩前に進めると思い僕は5年間耐えしのぎました。

おかげさまで、その後大手Webサービス運営会社で働くこともできましたし、今ではフリーランスとして独立することもできました。

Webデザイナーになってから3年間はきびしいかもなという記事も読んでみてくださいね。

ウェブデザイナーになって3年間はつらいけど覚悟はありますか?

2018.01.07

Webデザイナーの持ち物

Webデザイナーが持っておくべき必須の持ち物も紹介しておきたいと思います。

3色以上のボールペン

デザイナーは脳内にある情報をアウトプットしてなんぼです。

どんどん紙にアウトプットしていきましょう。

その際に3色以上のボールペンがあると便利です。

「あとで書き足したものは青色にする」「重要なところは赤色で書く」など自分流のルールを決めて書くことであとで見返した時にわかりやすいです。

クロッキー帳

デザインコンセプトやロゴデザインのラフ、レイアウト構成など頭に浮かんだものをどんどん紙にアウトプットしていきましょう。

デザイナーがよく使ってるのがクロッキー帳です。

クロッキー帳は紙質的にも素早く書くのに特化しているのでアウトプットする時に素早く書けて重宝します。

ちょっと良いマウス

マウスはちょっと良いマウスを絶対に買っておいて下さい。

これで作業スピードが2倍になります。

一度使ってみれば分かりますが、支給されるものとは全く異なる操作感です。

おすすめはロジクールのマウスですのでロジクールのレビュー記事も合わせて読んでみてくださいね!

ロジクールM705t購入レビュー!電池持ちが良くてコスパ最強!

2016.09.18

ちょっと良いイヤホン

イヤホンもあると良いですね。

Webデザイナーには集中する時間も必要です。

Web制作会社の技術者はみんなイヤホンで音楽を聴いて作業をしてますので、遠慮なく音楽を聞きながら作業をしていきましょう。

イヤホンというとピンきりですがおすすめはワイヤレスよりも線がついてるタイプが良いですね。

電話が来た時にすぐにとれるようにはしておかないといけないので線がついてるタイプの方がすぐに外しやすいです。

僕はイヤホンはソニー製のものを使うと決めています。MDR-EX650は音質が良いし、価格もそこまで高くないのでおすすめです。

コーヒータンブラー

デザイナーに必須の飲み物といえばコーヒーです。

と勝手に決めつけてますがコーヒーはよく飲んでる人多い印象ですね。

毎回、スタバで買っているともったいないのでコーヒータンブラーを買ってインスタントコーヒーを淹れて飲むことが多いです。

作業合間の気分転換にもなるのでおすすめです。

Webデザイナーが持ってるべき知識・技術

Webデザイナーの知識・技術

WebデザイナーはWebとついてるだけあって絵がかければいいという職業ではありません。

必須の知識がWeb制作知識ですね。

以下の5つは必ずマスターしておくようにしておきましょう。

  • HTML
  • CSS
  • PHP
  • JavaScript
  • jQuery

仕事で必ず使います。逆にこれ以外は知らなくても大丈夫です。

PHPとJavascript、jQueryについては独学だと難しいところがあるのでWebスクールを使って短期間で効率的に学習したほうがいいと思います。

結局いちばん覚えるのが早いのは、実践ですのでさくっとスクールで基本を学んですぐ実践の方が圧倒的に効率的です。

最初から独学を始めるとわからないことが多すぎて全く進まないのでおすすめしません。

WebスクールのおすすめはTechAcademyですね。

TechAcademyにはWebデザイン+WordPressセットというコースがあってこのコースを受講すれば以下のスキルが身につきます。

  • Webデザインの原則
  • ワイヤーフレーム
  • 画像加工(Photoshop)
  • HTML5 / CSS3
  • Javascript / jQuery
  • Git / GitHub
  • WordPress
  • PHP
  • サーバー

まとめ

今回はWeb制作会社に勤めるWebデザイナーのリアルな1日を紹介しました。

Webデザイナーとして就職する場合、今回紹介したような小さめの制作会社に就職するか大手IT企業に勤めるかの2択です。

もし、あなたが誰よりも早く知識や経験を得たいと考えているのであればWeb制作会社はおすすめです。

一方、メンタルが弱く続けられそうもないという方はWeb制作会社はおすすめしません。

そういった方は大手IT企業に就職してバナー制作のみやコーディングのみなど完全分業になっている会社を選ぶのがいいでしょう。

自分に合った職場を見つけてみてくださいね!