【書評】お金2.0新しい経済のルールと生き方

お金2.0という本がちょっと前から話題になっていてどの書店でもだいたい見かけます。

お金2.0という題名なのでもちろんお金の話です。

経済の話やビットコインの話、これからの時代で成功するために重要視してほしいことまで書かれています。

この本を読んで僕が感じたことは「今後は個人に対する内面的な価値の提供が重要になってくる」という事です。

簡単に言うと今は物余りの時代で世間の人々はモノは持ってるしだいたい欲しいものは手に入る時代。

今、求めているのは例えばユーチューバーが面白い事やってるのを見て共感したり感動したりする内面的な価値だということ。

ではもう少し詳しく、この本はどんな本なのかを紐解いていきたいと思います。

先に言っておくと結構難しい本です。

正直、読んでいて眠くなるところが所々ありました。

経済の話や仮想通貨のトークンの話、中央銀行の話など難しい言葉や言い回しがバンバン出てきます。

これはIQ高い人やかなり勉強してきた人じゃないと読むの苦しいと思いました。

でも、この本で書かれていることはこれからの新しい経済についての予言の書のようでとても的を得ているように感じました。

経済の動きを俯瞰的な立場から見ることができる人が書いています。

これからお金を稼いでいきたいと思ってる人なら間違いなく読んでおいたほうが良い本の1つでしょう。

誰がこの本を書いているの?

さて、本の著者は一体何者なのでしょうか。

佐藤航陽(さとうかつあき)タイムバンクのサービスを提供している会社である株式会社メタップスの社長です。

タイムバンクとは「時間」をリアルタイムで売買できるアプリです。

10秒単位でタレントやアスリート、経営者などの時間を購入することができますし売ったりすることもできるサービスです。

佐藤さんは早稲田大学の法学部を中退していますが「日本を救う起業家ベスト10」やAERA「日本を突破する100人」2016年の「Under 30 Asia」などに選出しているすごい人です。

この本を一度読んでいただくと分かるのですがかなり頭のいい人です。

今(2018年現在)はお金の流れを予測する人工知能の研究開発プロジェクトをやっているみたいです。

お金に関する専門家みたいな人ですかね。

ざっくり本の内容をご紹介

第1章 お金の正体

第1章は中央銀行の仕組み、ビットコインの報酬設計の話、脳が欲している報酬の種類など

ぶっちゃけ凡人の僕にはちょっと何言ってるか分からない内容の話をしていました。

もちろん理解できる人にはとっても面白い話なんでしょうが第1章は流し読み程度で良いかなと思いました。

理解しようとすると挫折します。

第2章 テクノロジーが変えるお金のカタチ

第2章はちょっと面白くなってきます。

テクノロジーの変化でお金のカタチが変わってくるよねって話です。

UBERやAirbnbなどの登場で個人同士でのお金のやり取りが出来るようになってきましたよね。

車や余っている部屋があれば個人の人でもお金をもらって提供することができるようになりました。

ちょっと前では考えられなかったことです。

サービス側は個人と個人を結ぶプラットフォームの提供と決済の代行、レビューによる信頼性の担保を行ってるだけであとは個人同士で適当にやってくれる1つの経済システムを作ってるだけです。

こういったサービスが出てきて随分お金の動きが変わってきましたよね。

あとは、中国では自転車のシェア市場がとてもでかいって話やトークン(ブロックチェーン上で流通する文字列)の話などちょっと具体的な話になってきて面白かったです。

第3章 価値主義とは何か?

価値の最大化をしておけば好きな時にいつでもお金に変換することができる時代だからお金よりも価値の提供が大事だよねって話です。

ユーチューバーの例が分かりやすかったです。

彼らはお金を失うことよりもファンやチャンネル登録者数が減る方が恐怖を感じるそうです。

自分の価値は動画を見てくれた人の興味・関心の方にあり、お金はその価値の一部を変換したものにすぎないからです。

この章が一番分かりやすくおもしろかったです。

この章からだんだん、内面的な価値の提供をすることが重要なんだなと感じ始めます。

第4章 お金から解放される生き方

1980年以降に生まれた世代はミレニアル世代と言われてそれ以前に生まれた人とはだいぶ価値観が違います。

昔は、よく働いて今よりももっと良い家に住みたいとか美味しいものを食べたいなど欠けているものを満たすという時代でした。

しかし、今は裕福な時代で食べたいものが食べられない時代ではありません。

そのため、お金や出世みたいなものに魅力を感じないようになってきている世代だということ。

そういえば、僕の周りでも出世を拒否する人がいましたね。

今は、出世してもただ仕事が増えるだけだし今の給料で十分な生活ができるから出世なんてしなくてもいいやと思ってしまう時代なんですね。

つまり今の世代の人は欲望の種類が変わってきているということ。

物質的には満たされてしまっているのでそれよりも人生の目的や意義を提供出来るようになっていかないとだめなんです。

だから好きな事をとことんやって世間の人から興味や共感を持ってもらうことで内面的な価値の提供をしていこうよという話。

第5章 加速する人類の進化

この章はちょっと未来的な実例の話でおまけ的な要素かなと思いました。

例えば、エストニアという国では電子IDカードによって行政手続きも電子化されてるし、国として独自の仮想通貨を発行したという話。

あとは、VRの話やBMIといった脳とコンピューターを直接つなぐ話などSFチックで未来的な話がまとまっていました。

まとめ

ぶっちゃけこの本は第1章を読むのがつらすぎてかなり読了までに時間がかかりました。

しかし、第2章辺りから面白くなってきて第3章から4章にかけては物質的な価値の提供よりもこれからは内面的な価値の提供の方がいいよという話をしてくれていてとても面白かったです。

  • なんか最近は時代が変わってきたよな
  • お金の稼ぎ方って変わってきてるんじゃないかな

って感じてるなら一度読んでおいたほうがいい本だなと思います。

一通り読み終えましたがこれからの時代で成功していくにあたってかなり大事なことが書かれている予言の書のような本だと思ったので時間がある時にもう1回読み直そうかなって思ってます。

興味がある方は一度読んでみては?

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Honu

どうも、Web制作に詳しい人です。デザイン含めてフロントエンド周りをいじるのが好きです。何やらいろいろな記事を書いてきましたがこれからはなるべくWeb制作の話中心に記事を書いていこうと思ってますのでよかったら見ていってください。

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