読書をしたのに時間が経つと内容を忘れてしまい実践に活かせないなんてことはありませんか?
Evernoteに読書メモを残すようにすれば、実践で必要な時にスマホで見返すことができます。今回はEvernoteを活用した読書術について解説します。
読書を実践に活かせない原因
読書を実践に活かせない原因は内容をすぐに忘れてしまうことですが、本質は「本を読む目的を明確に設定していない」からです。
読書の目的が明確になっていないので、読書をしてもメモを取りません。
メモをとらなければ、せっかく良い事が書いてあっても思い出すことができません。
読み返して該当箇所を探すのは面倒なので結局、本を読んで終わりになってしまい行動に移すことが出来なくなってしまいます。
読書で得た知識を実践に活かすためには、読書の目的を明確にして目的達成に必要なポイントをメモしておく必要があります。
Evernoteに読書メモを残すやり方
僕はEvernoteに「読んだ本」というノートブックを作成してノートを追加するようにしています。
ノートタイトルには本のタイトルを入力して内容には以下を書いていきます。
- 著者名
- 出版社名
- 読み終わった日
- 読書の目的
- 重要なポイントまとめ
- 読書後にできる具体的な行動
読書の目的を書き出す
まずは、読書前に「なぜ、この本を読むのか?」を考えてください。
そして明確に言葉にします。
例えば僕は最近マインドフルネスの本を読みましたが読書前に設定した目的は「マインドフルネスの具体的手法を知り、毎日継続すること」でした。
このように読書前になぜこの本を読むのかを明確に設定して言語化しておくとその後、行動に移しやすいです。
読書の目的を言語化して、Evernoteに記録しておきます。
重要なポイントをメモする
読書をする時にはスマホでEvernoteを開きます。
読み進めていく中で自分が重要と感じたポイントをEvernoteにメモしていきます。
最近では電子書籍も出てきてマーカーを引いた箇所をそのままEvernoteに持ってくることもできますが、僕は必ず自分の言葉に翻訳してからメモをしています。
自分の言葉でメモすることで頭が整理できるのに加えて、見返した時に自分の言葉なので理解しやすいのでおすすめです。
読書後にできる具体的な行動を書き出す
読書した後には何かしらの行動に結びつけることで記憶に定着します。
読んだ本が自己啓発本の場合は分かりやすいですが、一つでもいいのでその本を読んだ結果どんな行動に結びつけられるかを書き出します。
例えば、「世界のエリートがやっている最高の休息法」を読んだ時にはEvernoteに瞑想の方法をまとめておいて日常的に瞑想を実践しました。
最初の数回はEvernoteのメモを見ながら瞑想をしていましたが、回数を重ねていくにつれて覚えてくるので今では瞑想のやり方は完璧に頭に入っています。
このように本を読んだ後にやる行動までメモとしてアウトプットしておけば実践に役立てることができます。
読書後はすぐに行動に移して自分のものにする
読書メモができたらなるべく早く行動に移すようにします。
行動に移すことで徐々に読書で得た知識が自分のものになっていきます。
また、読書で得た知識を人に自分の言葉で伝えるのもおすすめです。
人に自分の言葉で伝えることで、頭の整理ができてより深く記憶に刻まれます。
ブログをやっている方であれば書評記事を書いてもいいですし、Twitterでツイートしてもいいでしょう。
一番のおすすめは家族に話すことです。言葉にして話すのは人に伝わりやすいように考えて話すので頭の整理にも役立ちます。
相手が疑問に思ったことは質問によって返ってきます。
その質問に自信を持って回答出来たのであればしっかりと読んだ内容が記憶に定着している証拠です。
もし、正確な回答が出来なかったらEvernoteにメモした内容を読み返して頭を整理し直せば良いので自分が気づいていなかったところを補えます。
言葉にして人に話すのはこのように様々なメリットがあります。
情報のアウトプットの大切さに関しては「読んだら忘れない読書術」が参考になるのでおすすめ本の1つです。
Evernote読書術まとめ
読んだ本の知識を活用するためのEvernote読書術のポイントをまとめると以下の3つになります。
- 本を読む目的を明確化する
- 重要な所を自分の言葉でメモする
- メモを見ながら行動に移す
本を読む時には目的を明確化して行動に移すことで知識がしっかりと自分のものになります。
本を読んだだけではすぐに忘れてしまうので無料で使えるEvernoteをうまく活用してメモをすぐに見返せるようにしておくことをおすすめします。
Evernoteには以下をテンプレートとして記載しておくといいです。
- 著者名
- 出版社名
- 読み終わった日
- 読書の目的
- 重要なポイントまとめ
- 読書後にできる具体的な行動
